酸蝕歯について

先日、院長の先輩がNHKにテレビ出演され、酸蝕歯についてお話されていました。

簡単ですが、内容をご紹介いたします。

「いつも食後に歯磨きをするけど最近歯がしみるようになった!」このような症状の方、いらっしゃいませんか?

普段コーラをよく飲む方は、コーラを大量に飲んだ後は歯の表面のエナメル質がコーラの酸により

一時的にやわらかくなります。

コーラを飲んだ後、すぐにかたい歯ブラシで磨くとエナメル質が削り取られやすく、歯が薄くなっていきます。

そうなると知覚過敏症状(冷たいものや熱いもので歯がしみる)がおこりやすくなってくるのです。

このような食事中の酸によるエナメル質の摩耗は酸蝕歯と呼ばれています。

<酸性になる飲み物の例>

コーラ、酢入りドリンク、ワイン、スポーツ飲料、レモンやグレープフルーツジュース ・・・などです。

では、飲食後はどのようにすればよいのでしょうか?

・水(アルカリ)を飲んで少し時間をおいてから歯磨きをする。

・30分~40分おいて唾液の力で歯の表面を修復させてから歯磨きをする。

・フッ素入りの歯磨き粉を使う 

など、工夫をしてみてくださいとのことでした。   

普段、何気なくとっているおいしい飲料も気づかないうちに歯をとかしてしまうのですね。

私たちも気をつけたいと思います!